島村楽器 プレ葉ウォーク浜北店 シマブロ

島村楽器 プレ葉ウォーク浜北店スタッフによるイベント情報やお知らせなどを発信するブログ(シマブロ)です。

Fodera オーダーベース納品レポート

島村楽器プレ葉ウォーク浜北店ブロガースタッフ・中村です!
先日貴重な体験をしました。
せっかくなのでお客様にもご了承いただき、納品レポートをお送り致します!

Fodera(フォデラ)

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Fodera Guitars(フォデラ・ギターズ)は、ヴィニー・フォデラ、ジョーイ・ローリセラという職人が1983年に設立した楽器メーカー。主に、エレクトリックベース、プリアンプを製造していて、豊富なトップ木材、明瞭な音色が特色です。アンソニージャクソン、マーカスミラー、リチャードボナ、リンカーンゴーインズ、マイクポープ、マットギャリソン、ジェームスジナス、ヴィクターウッテン、オテイルバーブリジなど、世界でも指折りのトップベーシストが自らオーダーするほどレコーディングやツアーに耐えられる『耐久性』と納得の『サウンドクオリティ』を合わせ持ったブランドです。巷では他とは格が違う木目、音、値段から『貴族のフォデラ』なんて呼ばれていたりもするそうです。

オーダーまでの経緯

今回オーダーいただいた中尾様は、実は中村がここプレ葉ウォーク浜北店に転勤する前(イオンモール浜松市野店にいました)からのお付き合い。
当初は「良い5ベースを買いたい」というお話で、それこそFenderやG&L、moonwarwickと様々なベースを触って頂き「もっとこういう音がいい」と一緒に頭を悩ませていました。どうしても中尾様に納得いく一本を見つけたくて、転勤の際「(店舗が)遠くなりますが是非手伝わせてください」とお願いし、以降も良い5ベースはないかと探しておりました。
お話の中で「ベースの師匠が使っているfoderaに憧れている」ということを何度となく伺い「憧れているfodera以外を買って未練を残すくらいなら、もういっそfoderaでオーダーしましょう!!」とご提案。じっくり悩まれた結果、オーダーいただくことになりました!!

オーダーから約一年間の製作期間

foderaのオーダーベースはその身に職人の繊細な技が詰まっています。
オーダーからたっぷり1年、一切の妥協なく作られます。
foderaの製作現場は当然ながらアメリカにありますが、写真や進捗状況をしっかり送ってくれました。

良材選定

今回中尾様のご希望でトップ材に選んだバックアイバールの良材選定を行いました。バックアイバールという木材は心材に灰色を呈するとても珍しい木材です。バックアイバールは北米原産のハードウッドの中では最も軽く柔らかい素材(固めの麩菓子くらい柔らかい!)で、切ったり削ったりするのは容易ですが、脆いため表面を綺麗に仕上げるのがとても困難です。
稀少な木材ですので、日本で取り扱っているお店はまずありません。
色調は一様ではなく、うっすら青みがかって見える灰色に黄白色の斑が混じり、節目のような部分は中心部が黒くなっています。
楽器の顔となるトップ材。ひとつひとつ唯一無二の表情を見せるバックアイバール材を選ぶということで本当にこの世に自分だけしか持っていない唯一無二の一本という気持ちが強くなりますね。

数種類のバックアイバール材の中から中尾様が厳選したのがこちら。
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中尾様のトップ材に対する強い気持ちを汲み取って、楽器になったときのイメージがしやすいようトレース画像も現地から送られてきました。
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↓選んだ材を使って製作されたベースの途中経過がこちら。
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すっかりベースの形になってます!

遂に納品日!

こんな風に少しずつ夢だった楽器が形になっていき、オーダーから約一年。
遂に日本に中尾様のfoderaが上陸します。日本に着いたらまず、fodera選任の技術者によって再調整されます。長旅でベースもお疲れです。日本に着いてもう一度ベストな状態に調整されるのです。
調整が済んだら遂にご対面・・・!!!!

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圧倒的存在感!
今回のオーダー品のベース(基盤)となっているのは『imperial』というシリーズ。
imperialは『帝国の』『皇帝の』『威厳ある』『最上級の』という意味が。
うーん、本当に貴族のフォデラなんですね・・・!!
因みにベースももちろんすごいですが、ケースもすごい高級感です。
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じゃじゃん!厳選したバックアイバール材。
実はバックアイバール材の楽器を触るのは私も初めてでした。
持たせて頂いたところ、5ベースなのに本当にとっても軽い。
驚きの軽さでした。(しかし唯一無二の品ということで別の重みが・・・笑)
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↑見えますかね?うっとりしちゃいますね。非常に美しい。
フィンガーボードはバーズアイメイプルという材です。
このバーズアイメイプルもハードメイプルの中にごく稀に発生するもので、しかも表面近くの1/5のみでしかとれない大変貴重な材です。
丸い玉のような模様が連なったり渦巻状になって現われる杢目で、鳥の目に似た模様が集まっているところから鳥目杢(とりめもく)と呼ばれます。
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ヘッドにはforedaのシンボルマーク、蝶。
高級感が溢れてます・・・貴族のfoderaの異名も納得です・・・。
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お客様本人による音出し確認。音を出した瞬間に「え!違う!!」と驚いてしまいます。
高はかなり低め。
中尾様いわく「(高が低くて)弾きやすいものの、当てどころを間違えると全然鳴ってくれない。きっとこれを弾きこなせるようになったら、相当上手くなっているだろう」とのこと。
なるほど、一筋縄ではいかないこの感じ・・・さすが皇帝。

納品記念にぱちり。

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中尾様ご一家と納品記念撮影。
旦那様・奥様、いつもご夫婦でありがとうございます。
なんとオーダーを受けてからお渡しするまでの約一年の間に、お二人の間に可愛い可愛いお子様が生まれておりました・・・!!(あまりの可愛さにずっとデレデレでした、すみません!)
因みに、フィンガーボードに使われているバーズアイメイプルという材は、ヨーロッパでは『幸せを呼ぶ木』とされ、エリザベス女王の居室やロールスロイスの内装にも用いられているそうです。
中尾様ご一家にもたくさんの幸せがありますように。
これからもご家族3人末永くお幸せに、そして傍らにいつも音楽のある、楽しい生活を送っていただけますように・・・。
そのためにこれからも私達島村楽器がサポートいたします!

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島村楽器プレ葉ウォーク浜北店では音楽に関する様々なご相談を受け付けております。
注文から納品、その後のメンテナンスや修理までお客様とメーカー技術者とをしっかり繋ぎ、細やかな気配りを心がけて納品後もお客様と永くお付き合いさせていただきたいと願っています。
何かを始めるというのはワクワク、ドキドキしますよね。
そのワクワクとドキドキのお手伝いをさせていただければ幸いです。
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